足利市にて屋根カバー工法
2022年10月20日
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
足利市のお客様より、築25年以上経過して屋根の色褪せも気になるので一度見てほしいとのご相談をいただきました。
すぐに現地に伺って屋根の調査をおこなったところ、屋根が全体に経年劣化している状態でした。
劣化状態とスレート屋根の耐用年数を考慮すると今塗装しても数年後にすぐにリフォームが必要になるとご報告し、お客様とご相談したところ、これを機会に屋根をリフォームしたいとのことでしたので、カバー工法による屋根リフォームをご提案いたしました。
足利市にておこなった屋根カバー工法の様子をご紹介いたします。
施工前の様子
こちらが施工前の屋根の様子です。
棟板金はすでに撤去しています。
屋根の劣化がかなり進んでおり、耐用年数も切れそうだったため、塗装ではなくカバー工法にて屋根のメンテナンスを行います。
今回のようなスレート屋根は、少し前に一般住宅で広く普及されましたが、劣化がはやくメンテナンスコストもかかるため、近年ではスレート屋根からガルバリウム鋼板へのカバー工法が屋根リフォームの主流となってきました。
もちろん、新築屋根の新設にもガルバリウム鋼板を採用するお家が増えております。
施工中の様子
ルーフィングシートの施工
既存の屋根材の上から、防水シートを設置します。
カバー工法はこのように既存屋根は撤去せずに上から新しいルーフィングシートと屋根材でカバーするのが特徴です。
既存の屋根を撤去しない分、撤去費用などがかからず葺き替えよりもお安く屋根リフォームが行えるので人気のリフォーム方法です。
ドーマーが設置されており、屋根の形状がやや複雑でシートを合わせて施工するのに少し手間がかかりますが、このような複雑な形状屋根ほど雨漏りがおこりやすいものです。隙間ができないようきっちり施工していきます。
▷参考記事:雨漏り防止の強い味方!ルーフィング(防水シート)の種類と特長
屋根材本体の施工
ルーフィングシートの上から屋根材本体を施工していきます。
今回使用したのはアイジー工業の「スーパーガルテクト」です。
ガルバリウム鋼板をさらに錆びにくく改良した屋根材で、断熱材と一体化した構造になっているため、金属屋根の夏場暑くなりやすく、結露しやすいという欠点が解消されています。
板金の施工
屋根の谷部には谷板金を、そして棟部には棟板金を施工します。
棟板金の下地には貫板を設置し、上から板金カバーをかぶせます。
下屋根の施工
下屋にも同じようにカバー工法を行います。
下屋は壁と接する箇所があり、こうした取り合い部から雨漏りを起こしやすくなっています。
壁との取り合い部には貫板を設置し、雨押え板金を上から施工して壁から伝ってくる雨水が隙間に入り込むのを防ぎます。
屋根カバー工法施工後の様子
ドーマーの棟板金などの雨仕舞いをおこなって施工完了です。
こうした雨が起きやすい箇所の板金による雨仕舞が雨漏りを防止するためには欠かせません。
▷参考記事:雨漏りを防止する雨仕舞いとは?その役割について解説
施工担当者より
この度は、株式会社Honest1にご依頼いただき誠にありがとうございました。
屋根の劣化が進行していたり、屋根材の耐用年数が切れているような場合には、塗装を行ってもまたすぐにカバー工法や葺き替えなどの工事が必要になってしまいます。
弊社では、お客様の屋根の状態をしっかりチェックした上で、お客様のご要望や状態に合わせた工事をご提案いたします。
スレート屋根の場合耐用年数は20~25年です。スレート屋根は築10年前後で再塗装を行います。
25年を超えてくると状態にもよりますが、下のルーフィングシートも劣化してくるためカバー工法がおすすめです。
▷参考記事:雨漏り修理にも効果的なカバー工法とは?特徴やメリット、デメリットを解説
足利市の塗装工事、屋根工事は株式会社Honest1にお任せください!
現場住所 | 足利市 |
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施工内容 | 屋根カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体(大屋根、下屋) |
施工期間 | |
外壁使用塗料(下塗り) | |
外壁使用塗料(上塗り) | |
屋根使用塗料(下塗り) | |
屋根使用塗料(上塗り) | |
工事金額 | |
その他使用建材 | スーパーガルテクト |